総括

今年も1年間私の予想ブログをご愛読いただきありがとうございました。
 
時間がなく更新できない時もあり競馬自体にも集中して取り組めない日々もありましたが
何とか1年予想を公開してこれました。今年はなんとトータルでちょっとだけプラスになりましたが
1~3月の貯金を切り崩してやっとプラスといういささか残念な結果でもありました。
特に夏場はゴルフばかりしているので予想が中途半端になってしまい取れるレースを取れず買わなくていいレースで外れる悪循環に陥ることもありました。血統予想はなかなか時間がかかるので仕方がないのですが来年は何かと効率化を図りより切れ味ある予想を展開していきたいと考えております。
さて、有馬記念回顧ですが、私の予想を遙かに超えるゴールドシップの能力の高さに感服いたしました。並のステイゴールド産駒なら投げ出してしまいそうな展開にもかかわらず大外を回してあの伸び、展開自体は私が思い描いていた通りになり(ルーラーシップの出遅れを含め)道中は笑いが止まらない雰囲気だったのですが・・・なんとルーラーシップまで3着にきてしまう始末。かろうじて馬連は的中できたものの気分的には外れた感覚の有馬記念でした。
 
8レースのグッドラックハンデでもステイゴールド産駒が勝ち、これで中山芝2500mは5戦連続ステイゴールド産駒が勝つ(しかもすべて違う馬)という異常な状態になっています。このようなわかりやすい特徴だけではなくほんの些細な傾向から穴馬を探し出していくのがこの予想の醍醐味でもあります。つまり競馬新聞を読んでいても絶対に浮かび上がってはこないファクターなのです。
ちなみに次の芝2500m1月13日の迎春S(1600万下)になります。
 
またハッピーエンドCで紹介したオコレマルーナは外から伸びて3着。2.0倍の馬の3着なので凡走と言ってもよさそうですが、マイルを連続使ったあとの1200mでディープインパクト産駒としては普通は消しのところ。ただ3歳と若く鮮度がある状態、初の1200mである鮮度も助けての3着。
これがマンハッタンカフェ産駒だったら差しきっていたであろうと思われます。このように血統の特徴をつかむことで例えば「2.0倍の馬を3着固定」のような決め打ち馬券も可能となります。
また同馬に次回似たようなステップがあったとしたら今度は鮮度がやや落ちる分馬券圏外に去る可能性も高まると思われます。つまり競馬は今井氏が言うように過去とのつながり、前走の記憶との関係で馬が走っている特殊な競走です。勉強を始めて1年強が経ちますがまだまだ理論を把握しきれていない部分もあります。今後さらに研鑽を重ねびっくりするような予想を展開していきたいと思っております。それではみなさんよい金杯をお迎えください! D.S