天皇賞秋

抜けた馬のいない今年の天皇賞秋。こういうときこそ血統がモノを言う。
 
血統的にはハーツクライ産駒が土曜に1800mと2000mを連勝。
ここはハーツクライ産駒は不在だが、ハーツクライの母アイリッシュダンストニービン産駒(グレイソヴリン系)なのでここもグレイソヴリン系が候補となる。
 
まずは2ヒットザターゲット。母父がタマモクロス、枠順は理想的、2000mだと若干距離不足だが鞍上は武豊
頭は難しそうだがヘヴンリーロマンス的な存在か。
 
続いて7サトノノブレス。父はディープインパクト、母父はトニービンと文句なしの天皇賞秋血統だ。
前回は全く走っておらずノーストレス。鞍上に岩田を迎え勝負気配が漂う。
 
続いて12フラガラッハも母父がトニービン。前回も狙って痛恨の4着。土曜の芝は外を回した馬が届いたケースが目立ち同馬にも不利はないはず。さすがに頭は考えづらいが3着候補には入れたい。
 
15イスラボニータも母父コジーンでグレイソヴリン系。父フジキセキの不安はもはや同馬には不要。
初の古馬との対戦で鮮度がありここは本命でいいのでは?
 
最後は16トーセンジョーダン。3年前の覇者で父がトニービン産駒のジャングルポケットだがさすがに厳しい。
 
ということで血統的には・・・
 
ジェンティルドンナは昨年がピークだったか、さすがに鮮度落ちが気になるし鞍上がコロコロ替わるのもイマイチ。枠はいいので馬券は買うなら頭なしで。
 
フェノーメノは2年前2着馬。あの時は3歳で鮮度もあったが今回は春の天皇賞以来。
体力的には充実しておりこちらは1よりは上に評価したい。
 
エピファネイアは春の香港以来。土曜にロベルト系が2頭穴をあけていたのでこちらは血統的に浮上する。
この人気なら押さえたい。
 
そのほか買いたいのは4スピルバーグ。3デニムアンドルビーの2頭。
 
総合すると・・・
△6 12フラガラッハ