有馬記念

ラストを飾る有馬記念、今年抜けた存在がおらず血統、臨戦過程などの細かな吟味が必要なレースとなった。
全頭の見解を。
トーセンラー:距離自体は問題なし、枠もいいが後ろから行くタイプだけにコース自体は向いているとは言えず。
京都が得意なように坂のあるコースは割引か。
 
ヴィルシーナ:逃げるのはこの馬。勝ちきるのは厳しいが3着残り目にのみ注意しておきたい。
 
ワンアンドオンリー:秋のGI2戦は理由のある負け。ハーツクライ産駒だけにコースは向く、鞍上は文句なし。枠順もよし。首位候補。
 
ジェンティルドンナ:これまで中山を避けて来た馬が鮮度の落ちた引退レースで初の中山、初の中山の鮮度?もなくはないし枠もいいにはいいがこちらも3着目のみ考慮。
 
ラキシス:勢いに乗っている1頭。鞍上は文句なし。鮮度もまだあり連対候補には入れたい。
 
トゥザワールド:母が有馬記念3着、全兄が2年連続3着という有馬記念血統。鮮度抜群、距離短縮もいいし鞍上は昨日重賞勝ちのビュイックと来れば本命視も可能。
 
ラストインパクト:最も勢いのある馬、ただディープ産駒は相手強化を打ち破るタイプではない。
鞍上は中山が初めてというのも不利な材料。個人的には抑えの抑えまで。
 
メイショウマンボ:意外性の馬ではあるがさすがにここでは厳しいか。
 
ウインバリアシオン:昨年2着。リピーターレースでもある同レースでは無視は出来ない。頭は厳しいが連対圏内には届く馬。
 
10フェノーメノステイゴールド産駒なので同レースでは当然買わないと行けない馬。ただやや鮮度落ちの感もあり。抑えまで。
 
11サトノノブレス:母父トニービンは血統的には買い材料。池添+池江の組み合わせは何となく不気味。
 
12デニムアンドルビー:中山コースが向くタイプには見えず。今の馬場もマイナス。
 
13エピファネイア:力を出せればこの馬だろう。ただ前回が最高のパフォーマンス。少なくともあれ以上は望めず。折り合いに不安もあり乗り替わり、外枠と不安材料の方が多い。少なくとも15より先着はないと見る。
 
14ゴールドシップ:一昨年1着、昨年3着と適性は抜群、ただ鮮度落ちがあるばかりか多頭数で捲りきれず惨敗のシーンは容易に目に浮かぶ。いかに捲りきるかが勝負だ。
 
15ジャスタウェイ:距離不安はささやかれているがそれほどのものはないと思われる。ハーツクライ産駒だけに適性は高い。あとはこの枠なのでどう乗るか。
 
16オーシャンブルー:一昨年2着馬。当時は鮮度も高い状態だったが今年は厳しい。
 
馬券は3ワンアンドオンリー、6トゥザワールドの2頭から馬連で流したい。
13、14、15の3強の扱いは頭を考えるのは14、15のみ。13はそのあとに固定したい。
 
馬連3、6から15が本線。以下14、13、5、9、10まで。
三連系馬券なら3着候補に2、4、7、11を少々加える。