10/28

先週は台風の影響で空前の道悪競馬となった。芝はかなり傷んだ上に今週末も天気は下り坂。
基本的にはディープ産駒には不向きな馬場になる可能性があり人気のディープ産駒の取捨がポイントになるか。

東京9R:11ナンヨーアミーコから。デビューから1200~1400mを中心に使われ、16戦中11戦で出遅れ。
ここ2戦は初めてのマイルを使われ上がり2番目のタイムで追い込んでいる。追い込み馬だけに1400mへの距離短縮はプラスでしかも実績のある距離。さらにハービンジャー産駒だけに今の馬場も合いそう。揉まれない外枠も吉。相手は手広く3、4、6、7、8、9、10、12、14へ。

東京11RアルテミスS:レース振りにインパクトのあった馬は2ラテュロス、7ウラヌスチャーム、14ト-センブレスの3頭。前述のようにディープの馬場ではないと考えるとルーラーシップ産駒の7ウラヌスチャームが浮上する。外目を一直線に伸びて差し切った新馬の内容が秀逸で2着のカーボナードがサウジアラビアRC3着。
先週のキセキと同じルーラーシップ産駒が今週も魅せそう。相手は当然同産駒の12シスターフラッグに前述の2、14、あとは3、5、8、9、10、11、13までは三連複、三連単要員には入れたい。

京都2R:デムーロ兄弟が人気を集めそうなレースだが、ここは2ミトノアミーゴ。前走はダート替わり、一気の距離延長で大敗も北海道の洋芝では安定したレースぶりを見せていた。京都も雨が予想されるためサドラーズウェルズ系のローエングリンを父に、ニジンスキー系のスペシャルウィークを母父に持つ血統なら馬場は向くと見た。前述のデムーロ兄弟の3、11、あとは1、5、7、12まで。

京都6R:11ウメマツサクラから。中央では初めてのダート戦だった前走は5着。好スタートを切りながら砂をかぶったのか3コーナーでは一旦下がるもそこから盛り返しての5着。4角先頭集団にいた馬で決まったレースだけにこれは価値がある。揉まれづらい枠を引いた上に前走よりも前は早くなりそうな印象もあり圏内突入の可能性が高い。相手は1、2、4、6、7、9、10、12まで。前売り段階で単勝2.7倍だがさすがに最終的には15~20倍くらいと見ているが・・・

京都11RスワンS:17ミスエルテから。一時は桜花賞候補とまで騒がれたがやや失速気味。しかし1400mのファンタジーSで見せたレース振りはこの距離のスペシャリストを思わせる内容。その時の3着は秋華賞馬ディアドラでもある。52㎏で出られる点、馬場が渋る点もフランケル産駒で母父がパワー型のPulpitならプラスと出るはず。ここでダメなら燃え尽きてしまった可能性が高いだろう。相手は道悪得意の1ビップライブリー18カラクレナイが本線。三連複要員で2、3、4、6、7、11、13、15、16まで。

新潟3R:ダート1200mは相も変わらずフジキセキ系を狙う。まずは6パルクリール。芝から使われ最後はダートに転じたが勝ち切れず園田で2連勝して戻ってきた。中央ではダートの1200mは初めてとなる。
もう1頭は大穴だが14タイセイマルス。500万下では頭打ちな成績だが、1200mだけは小差の競馬が出来ている。おそらく距離的に1400mだと長すぎるのであろう。1200mに戻り、血統的な後押しがあるここは3着なら。
相手は1、4、7、8、9、10、15を絡めて買いたい。

新潟5R:5ゴールドシャッツから。夏の新潟で連続好走もマイルに伸びた2戦では着順を落としてしまっていた。
血統的にマツリダゴッホ産駒だけに野芝が合うのか中山マイルは5着だったが東京では大崩れで人気を落としている。1400mに短縮され新潟コースに変わる今回は絶好の狙い目だ。相手は1、3、4、6、9、10、11、13、16へ。

新潟12R:今日の1000直は素直に16グラミスキャッスルからか。前走は3番枠からの発走となり7着。
とはいえ0.3秒差。ここは好枠を引き好走必至だろう。相手は15アットザトップ。この成績なのに23時現在2.9倍の1番人気になっているがこれも当日は良くて穴人気程度のはずだが・・・当地で重賞勝ちのベルカントの弟だけに血統的には条件は合うはず。15-16の馬連、ワイドで勝負。